2013年12月14日

老後のリスク

老後のリスクに対するネットの二つの指摘を読んで、どちらもマダ甘いんじゃないのと思ってしまった。

というのも、「大人用おむつが、バカ売れするワケ 」には、排せつが困難になるのは、要介護度の5段階あるうち、要介護3以上の重度者と書かれているのだが、要支援でも既に排泄の失敗を怖れておむつを利用している人も居るし、要介護1でも認知症になると上手くいけばトイレで用を足せるが、日々何度か失敗してしまうという人も存在している。

加えて、「九大教授が断言「日本は近い将来1000万人が認知症に」というデータにしても、健康診断データの分析によると、認知症の有病率は18%と書かれているのだが、そもそも認知症を自覚する老人は少ないし、見知らぬ他人の前では認知症であっても、正常に振る舞う人が多いというコトを考え合わせれば、認知症の有病率は18%では低過ぎるのではないかと考える。

なので、軽くても認知症とカウントするのであれば、認知症の有病率は上記の約倍でもおかしくナイだろうから、昨年10月の全国の65歳以上人口が3080万人とすると、既に1000万人が認知症と言う可能性もあるのではないだろうか。

認知症? 老親の言動はこうチェック」とあるが、おそらく家族でも初期の認知症は見抜けないと思うのは、過去の経験上。

そもそも、最初に叔父の認知症を、かなり進んでからしか見抜けなかったのは、やはり認知症に対する知識が不足していたから。

過去ログの中にも、はっきりとは書いてナイが、認知症と気付かなかったが故に、叔父に対する愚痴を書いてしまってる回が存在する。

今だったら、もっと早く認知症と気付いただろうが、誰でも初めての認知症との出会いは未知との遭遇。

単なる勘違いだと思ってしまいがちで、これはと思った時には手遅れで、中期以上という可能性が高いと思う。

おそらく、将来、今のまま独身だったりして、子供がナイ人達が増加すれば、余程の幸運な人だけが介護されて、それ以外は外で野垂れ死にとか、糞尿まみれで歩く人とかが珍しくナイ時代が来るのではないかと思っているのだけれども‥‥
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

この記事へのトラックバックURL

 
にほんブログ村 健康ブログへ