2014年01月25日

病を癒すのは希望

希望はわたしたちを安定させる安定装置であり、行く手のとせこに危険や落とし穴があるかを気づかせてくれる。わたしたちが危険を察知し、それを回避したり、それに耐えたりできるよう恐怖を和らげてくれるのだ。

上記の言葉は、


この本からの引用です。

希望だけで、全ての病気から全ての人を救えるとは言えませんが、少なくとも希望を持って病気に対処しようとすれば、そうでない人よりも数多くの人を治すコトが可能だと教えてくれています。

自分が死ぬべき運命であることを受け入れたとしても、希望を忘れなければ病とも戦える。

そして、時としては不可能と思われていた病に打ち勝つコトも出来ると。

プラシーボ効果も、希望が支えているのだと。
肉体の衰弱によって痛みを感じると、絶望感が増幅されていく。絶望感が強くなればなるほど、エンドルフィンやエンケフェリンの放出が少なくなり‥‥神経化学物質の作用によって痛みを感じるようになればなるほど、希望を感じられなくなる。

重要なのは悪循環を断ち切ることだ。悪循環は、最初の希望のひらめきによって断ち切ることができる。希望が連鎖反応を断ち切るのだ。希望は苦痛を和らげる。そしてわたしたちが痛みを感じることが少なくなればなるほど、希望が膨らみ、さらに軽減されていく。痛みが治まれば、過酷だが必要な治療に耐えるための障害が取り除かれる。
医療に携わる人は、如何に希望を持たせるかというコトを、最大の眼目として努力すべきなのかもしれませんね。
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