やなせたかしさんが、こんな感じの絵本を書かれていたとは、全く知りませんでした。
長生きされた方ですが、この本の中に、
ぼくの人生はという詩があって、満足して亡くなられたのかなと思ったりもしますが、こうした素晴らしい本を世の中に残せたというのは、とても羨ましい限りだと思います。
あとどのくらい残っているのだろう
そう思うときがある
たっぷりあるような気もするし
ほんの少しのような気もする
ところであなたは
あとがきに、
ぼくは人生のよろこびの最大のものは、人をよろこばせることだと思う。
美しい人は、美しいということだけでよろこばせることができる。
おいしい料理をつくる人は、そのお料理で人をよろこばせられる。
歌手は歌で、役者は芸でよろこばせる。
医師は難病を治療してよろこばせる。
ぼくは外見はパッとしないし才能も少ない上に無芸で不器用である。
それでもなんとかしてよろこばせたい。
という部分があって、やりたいと思ったコトをやり通した人生だったのでしょう。
自分で、出来るコトをして、誰かを喜ばす人生というのは、とても素敵なコトだと思います。見習わなくては。