ちなみに、ゴーストライターが書いたと言われても、『まぁ、そうだろうな』という感想しかナイのだが‥‥
このブログには書いてナイと思うのは、その小説は読んで見たものの、感想を書くに至らないレベルだったので。
出版関係者によると、著名人が本を出す場合、「自身の半生記を振り返った本なら代筆者がいるのが当たり前」という。それが小説でも「代筆者がいるケースはある。その著名人が物語のプロットを提示し、あくまで代筆者はその隙間を埋める感覚で文章を書く。というのは、綺麗事のコメントだろう。
著名人どころか、小説家にもゴーストライターは過去には確実に存在していたので。
どうして、断言出来るのかと言えば、実際にそうした話を聞いた過去があるから。
で、実話となると、色々な方々に御迷惑がかかると思うので、ドコまで明かせば良いのかというコトになるが、二十年以上も前の話だし、ゴーストライターをしてらした方の名前だけなら、さほど問題にはナラナイだろうと思うので、暴露すると、さる劇団の方がおっしゃった話の中で、「信州生まれと言えば、同じ長野県生まれの梓林太郎さんという方がいるけれども、あの方もこの劇団の演目のシナリオを書いたり、超有名な方のゴーストライターをなさっていたんですよ」と。
そもそも、小説やシナリオの下書きは無名の人々がやっていて、最後に著名な方が少しいじったか、いじらないかで出版やTV放映というのは、当然という感じの世界。
無名の人が書いた小説を買ったり、TVを見たりする可能性は、著名な小説家やシナリオライターの作だとするよりも、かなり低いからだと。
ともあれ、梓林太郎さんは自分の名前で小説の賞を貰われたので、めでたくゴーストライターから脱却されたという話なのだが、とはいえゴーストライターをした小説家の作にした物よりも売れたかどうかは‥‥
当然、悪しき慣習だとは思うし、それがゆえにその世界から離れた過去があるのだけれども、他人の名前でも構わないから、自分の作品を人に認めて貰いたいと考える人々も存在するワケで。
新垣さんも、そうした人の一人だったのではないかと。
佐村河内さんのしたコトは、詐欺に近いコトではあるが、バレないだけで類似のコトは世の中には五万とあるのだというコトを我々は知っておいた方が良いだろう。