2014年05月11日

戦前の反省はナク

戦前の最大の問題は、学歴やコネがモノを言い過ぎていたコト。

軍人給与の仕組みが書かれているコラムを読んでみても、だから戦後は反省したというのに、結局、格差社会に逆戻りしたのではないかという気がする。

それでも、昔の軍隊は平気で下士官を意味もナク殴ったとしても許されたというのだから、多少はマシなのかもしれないが‥‥

タダ、兵学校出の秀才が戦場ではまったく役に立たなかったと断罪されているけれども、必ずしもそうではナイと思う。

そもそも、終戦後の混乱期にソビエトが日本軍を攻めたのは、日ソ不可侵条約があったから、まさか攻めないと思って油断していたからではナイ。

父親は、大学を出てから、平気で暴力を振るう制度が嫌で、陸軍士官学校を出て、少尉という地位で戦争を終えたのだが、ソビエト軍の動向を分析する地位に着いていて、ソ連軍の動きから日本を攻めそうだと上申していたにも関わらず、今の日本政府などの対応と同じで、なって欲しくナイ事は起きないという考え方の上層部が、黙殺したからである。

故に、最前線に対しては、無理な抵抗はせずに逃げよと通達したそうだから、多少は無駄死にを避けられたとは思うのだが。

しかも、ホトンドの兵隊はソビエトに連行されて強制労働をさせられたというのに、中には兵を売った感じでさっさと日本へ帰った上層の人も存在する。

そういう感じが、「原発で事故が起きるとは思えない。そんなコトは考えたくナイ。でも、事故が起きてしまった。被害に遭った人々の補償はしたくナイ」的な感じが、そのままと今にいう気がするけれども‥‥

要するに、日本の最大の問題は、何かコトが起きたとしても、誰も責任は取らずに、何事も無かったコトみたいにスルーしてしまうので、反省が活かされないというコトなのだろう。
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