緑茶・コーヒー・紅茶を飲む頻度と、その後の認知機能低下との関連性の研究を行った結果、約5年後に認知機能が低下しているリスクが、緑茶をまったく飲まない群と較べて、緑茶を週に1〜6 回飲む群では約1/2に、緑茶を毎日1杯以上飲む群では約1/3に減少していることを見出し、コーヒーや紅茶では、こうした認知機能低下との関連がみられないというのだかが‥‥
となると、我が家の主人の母は、それでも比較的ゆるやかに進んでいるのだと思うべきか、否か。
研究は、60歳以上の方を対象というのだから、流石に90歳目前にまで、効果を求めるのは無理というコトなのかも。
そもそも、確率の問題なので仕方ナイのかもしれないが。
ともあれ、やはり認知症で一番効果がありそうだと思うのは、「知らない人との会話」だろう。
一日に、三人の見知らぬ人と会話が出来れば、ボケないと言われているけれども、これは不特定多数相手の客商売の人でもナイと、かなり達成は難しい。
次に、やはり生活に緊張感があると効果はありそうだ。
歳をして、一人暮らしは大変だけれども、家族に恵まれ何も特に家事をしなくても生きられるという人は認知症になりやすい。
御客様の中にも、お子さんは都会で働いているし、旦那さんには先立たれたしという方もいらっしゃるが、やはり、自分がしっかりしなくてはと思っていて、様々な行動を意識的になさっているので、ノホホンと家族と共に暮らしている人とは、意識レベルが全然違う。
人生というのは、大変ではナイ方が良いとばかりも言えないものだと、つくづく思う。