2014年09月04日

戦争の爪痕

この著者の本は初めてなのですが、事実を膨らませて書いているのだとは思いつつも、案外実際にありそうな話でちょっと怖い気もしますが、惹かれて最後まで読んでしまいました。


未だに、従軍慰安婦問題が軍の関与だったかどうかという些末な問題で大騒ぎしていますが、ともあれ軍人に娼婦があてがわれていたというコトは事実であり、他国にもそうしたコトがあったとしても、反省すべきは反省すべきだろうと思います。

加えて、大虐殺の人数で揉めているけれども、少なくとも虐殺は存在したし、その中には七三一部隊の人体実験も含めたとすれば、日本が非人道的なコトをしたのは間違いナイわけで。

その延長としてという話なのですが、戦争というモノがすべからく非人道的であるが故に、とても人間とは思えない残酷なコトをする人も生まれてくるもの。

この手の本において、色々なコトを書いてしまっては読む力も半減なので、詳しくは書けませんが、人間の命というモノは、限りなく適当に使い捨てされてしまうモノだなと思います。

その辺を見誤ると、再びの戦火に行き着いてしまいます。

親から、嫌というほど聞かされた戦争という馬鹿げたモノに、再び日本が突き進むのだけは、本当に我慢が出来ません。
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