ある意味、当然と言えば当然の話ではあるのですが、本日読んだ本がこちら。
簡単に言えば、後10年もすれば医療制度は完璧に崩壊して、金持ち以外病院に掛かるのが大変なアメリカみたいになるかもしれないという主旨なんですが、団塊の世代がリタイアして、年金受給者になりつつあるのですから、医療制度だけでナク、年金制度が崩壊するのも、ある程度織り込み済みではないかと。
そもそも、介護保険で適切な介護をと言っても、今の高齢者はまだ世代的に数が少ないので、ある程度優遇されてますが、今でも施設入所は難しいのですから、当然、団塊の世代が超高齢者になれば、超金持ち以外は介護施設に入れないだろうし、病院もそれに準じるだろうと思ってました。
この本は、金銭的な問題と医者不足を問題にしてますが、医師だけでナク、看護師や介護士の不足もその一因であろうと。
少子化で子供が減るというコトは、労働者が不足するというコト。
となると、誰が医療や介護の仕事を担当するのかという人的な問題も生まれます。
そもそも、医療は重症化しなければ、受診しないという選択が可能でも、認知症の人々をどうするのかという問題は必ずや顕在化するだろうと常々思ってますし。
少なくとも、我々に出来るコトは、可能な限り「ピンピンコロリ」を目指すコト以外にはナイのだろうと、常日頃から考えてます‥‥
でも、その現実を受け入れるしかナイと気付くタメには、こうした本を読むしかナイという気もしますが。