どちらの意見を聞くべきかは明白だというのに、少ない方の意見をきこうとしているのかと思うのが、「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」の結果を発表した内閣。
「増強した方がよい」は29.9%で前回より5.1ポイント増え、1991年に同じ質問を始めてから最高になったとはいえ、まだ三分の一にも満たない。
そんな動きをしているからか、「現状を維持すべきだ」との回答が65.4%と、増強派の倍以上になった。
そもそも、戦争をしたからといって、平和が簡単にもたらされるハズも無い。
「イスラム国」と自称する国家も、イラク戦争の結果、大きくなったそうだし。
防衛費も一気に伸びているというが、そんなコトよりやるべきコトは将来をどうするかだろう。
例えば、子供の数が減り過ぎれば、自衛隊に入隊したいという志願者の数が集まるのかとか。
ハードばかり充実しても、人が不足してたのでは、どうにもならないという現実に早く気付いて欲しいものである。