最近、時々古賀さんのツイッターを読んでいるのだが(しょっちゅうネットにアクセスするのは面倒なので、自分でツイッターするつもりは無いけれども、便利であるコトは充分理解している)、その中でドイツで安倍首相のメディアへの圧力の記事を和訳したブログを紹介されていた。
それによると、メルケル連邦首相は、3月初旬の東京訪問の際、重要な演説を、事もあろうに、朝日新聞社のビルで行ったのである。ドイツの歴史から話し始めた彼女は、日本の上層部に対して、自身の過去ときちんと向き合うことを要請した。というのだが、朝日新聞社のビルだったコトを、初めて一月後に知ったのだとマズ驚いている。
NHKのニュースは、とりわけ天気予報とスポーツと犯罪事件しか報道しなくなった。政治に関しては、それがポジティブな響きをもち、かつ現政府に都合のよいもの(regierungsfreundlich)である場合にのみ、扱われるようになった。だからこそ、メルケルの演説に際しても、「朝日新聞社」という場所は(報道されず)省かれ、また、「人は自身の責任を負わなければならない」という示唆もまた省略されたという背景があったのだと‥‥
強制連行があろうと無かろうと、従軍慰安婦という存在があったコトは事実であり、それだけで充分汚点だと思うし、七三一部隊による人体実験など、戦争という特殊な環境にあったとはいえ、日本の過ちを反省してしかるべきだと思うが‥‥
ともあれ、全てを無かったコトにしたがるから、再び戦火への道を邁進するのだと他国から見られているのに。
地方議会選挙では、そんな問題は大きく語られナイけれども、「勝てば官軍」で何でも許されるという政治が続いている以上、政府寄りの方々が当選すれば、必ずやこの後の国会議員選挙にも影響を与え、我々の生活も脅かされるに違いナイ。(原発再稼働とか、残業代ゼロ法案などとかで)
我々、普通の国民が出来る意思表明は、選挙においてしか不可能に近いのだから、何としても明日はよりマシな人物だと思う人に、清き一票を投票しなければナラナイ。
幸いなコトに、今回の県議選に際しては、人物を良く知っていて、安心して投票出来る候補者が存在しているので、迷うコト無く明日は投票に行ける。
ネットでは、まだ縛りが多いので、それ以上は書けないけれども、皆様も自分の地域でなるべく良いと思う方を選んで、是非とも投票にお出掛け下さい。