2015年04月23日

300万円の壁

男性の稼ぎが300万円を超すか否かが、結婚出来るか否かの分かれ目となっているという。

こちらの本によるとだが、


年収300万円未満の二十代、三十代の男性は、既婚者は10%に満たず、「恋人あり」も二十代で25.3%、三十代で18.4%に対し、「恋人なし」が30%台、「交際経験なし」も30%台半ば前後だという。

男女交際にもある程度のお金は必要だし、交際しても結婚は難しいと思えば、積極的なアプローチもいないからではないかと筆者は推定しているが。

非正規を減らし、雇用改善を図れれば、それに越したコトはナイのだが、それも難しいというのであれば、少なくとも、正規雇用と非正規雇用の所得格差の是正と最低賃金の引き上げるべきだとしている。

ヨーロッパでは同一労働同一賃金が確立しているのだから、本気でやろうと思うなら無理ではあるまい。

全く、世の中を平等にするのは難しいけれども、日本の教育予算は先進国の中で比べると低く、大学の学費はヨーロッパでは国費で教育を行い無償、アメリカも奨学金が多額なのと比べると、とても少ない。

格差の世代連鎖を止めず、このまま放置していると少子化がより進んでしまう可能性も高くなる。

社会弱者やマイノリティの支援や保障に対して、国民全体で負担する税を投入して、全体的に潤いのある社会にするコトこそが、結局、社会全体を潤すコトになるのではないかと考える。
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この記事へのコメント
この国の行政はどうも先見性に欠ける気がしますね。統一地方選挙の候補者の公約をみてもなんかしっくり来ないものが多いですしね。
Posted by 鍼医K at 2015年04月23日 23:51
鍼医Kさん、全くです。

それでも、よりマシの候補者を選ぶしかナイのですから、大変です。

でも、棄権するのはもっとマズイですし‥‥
Posted by koyuri at 2015年04月24日 21:14
 
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