昨日の本では、選択肢が10を超えると、それらを評価するのにたいへんな労力が必要となり、なかなか選べない、なんとか選んでも、他の選択肢がよかったのではないかと後悔するので、今の若者が結婚しなくなっている原因かもという話題があった。
本日の本では、
競争に敗れてやる気を失ってしまった若者たちは、女性はストレスによって食行動に問題が起き「摂食障害」になり、男性は「ひきこもり」となりやすいという。
女性は子供みたいにやせ細れば、自分が嫌々ながら競争をしなくてもみんな守ってくれるし助けてくれるのを求めて、拒食に走る。
男性は、過酷な生存競争から逃れようと、戦いに負けないタメに自分の部屋という「いちばん安全な場所」にひきこもる。
そうやって、競争社会を回避して、子供をつくらなくするのだと。
そう考えると、昔は結婚するにも選択肢は少なかったし、競争も激烈では無かった。
それだけに原因を絞り込む必要もナイけれども、やはり社会の変化が少子化を加速していると思う。
理想の異性像に振り回され、現実を直視せず、「自分を本当にわかってくれる相手」など、存在しないのに待って居ては、何も生まれない。
結婚して、五年未満に離婚する割合は三分の一強だというが、結婚してダメなら別れてもというつもりで、結婚に突入しなければ、少子化も解消されないのかもしれない‥‥