自殺するのは、女性よりも男性の方が多いので、「うつ」になるのも男性の方が多いと勝手に思い込んでいた。
しかし、「大うつ病障害」なるものに、男性だと100人中約4人で、女性だと約8人と、罹患率は倍増するのだという。
しかも、 外傷後ストレス障害(PTSD)に至っては、生涯有病率は男性の五倍なのだという。
上記の本を読んで、改めて精神医療について考えていたら、皇太子夫妻についての話題がネットに。
この本の「はじめに」でも、その話題に触れていたが、正直、人のコトに他人が口出しすべきではナイと思う。
最終章で、現役の精神科医が、現状の精神医療では、できることできないことすらわかってないので、やれることを手あたり次第に、確率の高い順にするだけらしい。
精神科医の言葉に盲目的に従うだけでナク、自分で主体的に治療を選んだり、行動したり、幸せになる答えはひとつではナイと気付くことが大切。
家族の誰かが、精神的に不安定でも、医師に掛かりたくナイ時には、家族が最初に受診して、医師がどんな人かを判断して、ひどいと思えば本人を連れて行かなくて正解だし、良いと思えば「一度、話を聞いてみたら」と本人の説得をしやすくなるのだと。
ルポの中には、色々なパターンがあって、医療ミスと思われる感じでダメになった話とかもあるので、周囲に精神的に参ってる方がいらっしゃる人が、読んだとしたらタメになる話は多いと思います。