2015年08月04日

共依存か否か

何事も、問題だと思えば問題になるのだが、通常は不都合が無ければそれで大丈夫なもの。

「日本人の九六%が共依存」という出所不明の数字すらあるというが、著者はそもそも、人と人とは関わり合う存在と強調する。


タダ、中には相手との関係を、破滅するまでにしてしまう場合も存在しているので、流石にそれは共依存として分類されているが‥‥

ともあれ、この問題は親子関係が次世代へと引き継がれやすいだけに、ある程度自分の人生に問題を抱えていると考える人は、こうした本などを読んで、自分はどうなのかと考えてみるべきかも。

あまりに人間関係がドライであり過ぎると人生は淋しいものだが、あまりにウエット過ぎて相手と自分との距離が無くなってしまうというのも鬱陶しい。

人に頼ったり頼られたりとか、一方的に相手にギブしたり、人から貰うというのではナク、やはり、人間関係の基本はギブ&テイクではないかと。

互いが、互いを求めたり、尽くしたりしてこそ、関係の永続性が生まれるのであって、一方的なものは相手にも自分にも不都合が起きやすい。

自分で出来るコトを、互いにするという関係こそが、親密で長い付き合いの秘訣ではないかと思った一冊。
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この記事へのコメント
共依存 初めて知りました
色々あるんですね
Posted by ガンプランナー at 2015年08月05日 19:45
ガンプランナーさん、問題がある人を支え過ぎるのは逆に問題を大きくする可能性があるみたいです。
Posted by koyuri at 2015年08月05日 21:31
 
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