2015年09月18日

問題の芽は早目に摘み取らないと

埼玉県熊谷市で6人が殺害された事件で、県警の対応に疑問の声が上がっているというが、警察の対応が複数の殺人事件を生んだ可能性は他にもある。

以前、とても不思議な事件だったと思って読んだ本を、違う目線で書かれた別の本で読んでみたのだが、あまりにセンセーショナル過ぎて、警察の対応はあまり問題にされてなかった様に感じたのが、こちらの事件。


著者とは、違って醒めた目でしか、この事件は捉えるコトが出来ず、どうしてこんな人生を歩んだのかが知りたかったのだが、おそらくこの連続殺人事件も、警察の対応が良ければ、こんなコトにはならなかったのだろう。

というのも、ホテルでの昏睡強盗とおぼしき事件において、被害者が警察に「睡眠薬を飲まされ、お金を取られた」と話したが、「事件性がない」と相手にしなかったのだという。

後にこの事件が重要な証拠として、裁判に関わって来るのだが、このスグ後から、裁判になった三人は殺されている。

その少し前に死んだ人も、もしかしたら殺されたのかもという疑いは在るが、証拠が無かったのと、殺人だったとしても、最初なのだから、見落としたとしても多少は仕方がナイと思えるが、昏睡強盗の時には、被害者は殺されて無かったのだから、幾らでも立件は可能だったハズだ。

個人的にこの事件の背景をどう理解したかというと、長女として母親代わりの役割を子供時代、無理にさせられていたというのが、最大の背景だろう。

加えて、早い時期に性を換金して暮らすというコトを覚えてしまったが故に、足を地に着けて働くという気持ちが起きなかったというコト。

ともあれ、著者や周囲の違和感は、『どうして美人でもナイのに、結婚詐欺が出来たのか』というコトに集中しているが、そもそも、『誰でも構わない』というスタンスで臨めば、可能としか思わない。

ビジネスと割り切っている人と、そうでナイ人とでは、全く違うのは当然だろう。

大事にしてくれるのであれば、誰でもイイと思っている、自分より年上の男性を騙すコトなど、さほど難しいコトとは思えない。

著者に対して、美人記者が自分ですら「一度しかプロポーズされてナイのに」と言っている部分はあまりに滑稽だ。

普通であれば、何人にプロポーズされようと、自分の気に入った人にプロポーズされなければ意味はナイ。

だが、結婚詐欺であれば、相手がどんな人であれ、プロポーズされ金銭を巻きあげるのが目的であり、相手を気に入る、気にイラナイというのは、二の次なのだから。

あまりにも簡単にダマされた人々はお気の毒ではあるものの、どう考えても典型的な『結婚詐欺』であって、普通なら命までは狙わないが、そうでは無かったというダケに過ぎない事件だったと思う。

控訴されても、おそらく判決が覆されるとは思わないが、その決め手が警察に門前払いされた事件だと思うと、そちらの方が悔やまれてならない。

どんな事件も、小さなボヤの内に消し止めなければナラナイと。
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この記事へのコメント
こんばんは

大事件にならないと警察は動いてくれない
多くの被害がこの部分で起きていると思えます
小さな芽を摘み取る事にもっと目を向けてほしいものですね

※古典を・・・と書庫を眺めてみました
古本屋と図書館廃棄本が多いことに改めて驚きました
我が町の書籍文化に感謝です

凸凸
Posted by k-hirata at 2015年09月19日 00:40
k-hirataさん、事件の猟奇性ばかりに気を取られていると、気付かないのかもしれませんが、早くに手を打てば殺人は起きなかったのかもしれないと思うと、本当に残念です。
Posted by koyuri at 2015年09月19日 19:57
 
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