既に、世界も行き詰っているのかもしれないと思う、今日この頃。
ドイツの自動車メーカーが不正をするとは、本当に驚きだったし‥‥
本日の本は、少子化を何とかしなくては駄目なのだとは判っていても、どうにもならない日本政界を描いた佳作。
ともあれ、この本に登場する様な、希望の持てる人物は日本に存在するだろうか?
実際の人物に似せては描かれているものの、おそらくは著者の希望的観測を込めて書かれたものだろう。
少子化を移民で解消すれば、日本は移民の国になりかねず、このまま放置すれば老人だらけの国になる。
介護ロボットでも開発されない限り、数十年後の日本はとても悲惨になるだろう。
年金も、健康保険も、既に発火装置に火が点いている状態。
受給したい人ばかりで、払い込む人が減る現状では、どうしようもあるまい。
ともあれ、今回ヨーロッパにも経済不安が飛び火しかねない現状では、もう政府も株価を支えきれないだろう。
大多数のサラリーマンの安定無くして、少子化の歯止めは望めないし、少子化が続けば国が持たないだろう。
日本の国債の格付けが下がるのも当然だと、読んだら必ず思うに違いない。