おそらく、下の本の対談をしている方達なら、批判間違いナイだろうが‥‥
正直な話、湯山さんはもっと御歳の方だと思っていたので、上野さんと一回り違うとは意外だったが。
かなり刺激的な話題で、二人が盛り上がっているのだが、特に、ホボ三年前に、オリンピックのパクリ疑惑が生まれる温床を語っていたのにはビックリ。
湯山 ‥‥広告の世界って、東大よりも難しい電通や博報堂のクリエイティブ部門に入った瞬間に、その人たちしか出られないコンぺに参加できますからね。大きなおカネゆえの大衆への影響力を持って、頂点に立てるわけです。という様に、男性社会の矛盾をバッサリ切り捨てている。
上野 電通や博報堂という企業が、文化ビジネスを仕切っているわけですね。彼らもやっぱり、学歴偏重のオヤジ会社。
それにしても、福山ファンの方々には申し訳ナイけれども、個人的には、もう四十代も半ばを過ぎている方なのだから、家庭を持って新たな心境で、新たな唄を書いて欲しいという気がする。
結婚したり、子供を持ったりというコトは、決して義務ではナイが、誰もが新しい自分と出会うコトが可能なチャンス。
「子供を産みやすく、育てやすい社会をつくるのが政府の役割」という綺麗事の裏で、非正規雇用を拡大させ、真逆な社会にしている人々に期待するのではナク、自力で世の中を切り開いて欲しいもの。
上記の本は、人と人との触れ合いが、希薄になっている時代への提言としては過激だけれど、一読するに値する一冊だと思う。