2015年10月07日

闇の歴史

1990年、昭和天皇在位60年を記念した10万円金貨の偽造品が日本国内に大量に流入したと警視庁が発表した事件、竜頭蛇尾みたいなものだったが、それが何故かを検証した小説を読んで、本当に日本という国にガックリした。


結末を書いてしまうのは、本意ではナイけれども、著者は真実を知らせたいと思って書いたらしいので、事件の細かな部分は書かないコトにして、結果だけを書くのは、著者の願いを踏みにじるものではナイと思うので、物語の流れは省略して、必須部分だけを書いておく。(深く知るには、是非とも本を読んで頂きたいので‥‥)

昭和天皇在位60年を記念した10万円金貨は、金の含有量が少なく、流通枚数がとても多いので、コイン・コレクターには喜ばれないものだった。

ゆえに、日本政府にはかなりの差額が入ったと思われていたのだが、実は巧妙な仕掛けがあって、外国の懐を潤すものでもあった。

そのタメ、外国にかなりの量が流れたのだけれども、日本政府はその情報をを秘匿。

結果、大量の金貨が外国から換金目的で運び込まれ、困ったタメに本物の金貨を「偽造通貨」というコトにしようとした。

しかし、その話題が大きくなるにつれ、既に日本で持って居た個人が大量に銀行に買い取りを迫り、困った政府は事件をうやむやのまま幕引きをした。

しかも、その話題にマスコミが跳びついていたタメ、「消費税解散」と呼ばれた選挙は自民党の圧勝。

大量の金貨の作成に使った金は、アメリカから仕入れたので、貿易の不均衡も解消し、外国に金貨を流すコトによって、アメリカの戦費の肩代わりも行った
というのが、本を読む前の人にも許されるだろうギリギリのあらすじ。

日本では、再び、来年の選挙に向けて、類似のプロパガンダなどが行われる可能性が高い。

我々は、世の中を注視して、真実は何かを見極めなければ、本当に骨までしゃぶり尽くされてしまうのかもしれない。
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この記事へのコメント
難しそな話。金貨の価値の外交問題って言うんですかね?今週から障害者就労継続支援A型事業所に通勤(バス送迎)はじめ、気楽に勤務してましたが、女性事業所員2人に利用者20名程。今日は心の中で「俺ら障害者を赤ん坊の様に見てるのか?」と少しムカついちゃいました。
Posted by 智太郎 at 2015年10月08日 19:32
私も買いましょうかと、考えましたが、金の含有量が余りにも少なく、国が儲かるだけだと止めました。こんな事が実際にあろうかとは?呆れます。
Posted by 飯塚 at 2015年10月08日 19:50
智太郎さん、お仕事御苦労様です。

次のコメントにある様に、国が儲けるタメに金貨を出した裏には、ドロドロの背景があるみたいです。
Posted by koyuri at 2015年10月08日 20:45
飯塚さん、当時金の価値は結構安かったです。

おそらく、そんな金貨を買うよりも、金の延べ棒を買った方が、余程儲かったと思います。

国を信じるよりも、自分の器量を研ぎ澄ます方が、どんな時代になっても生き残れるのかもしれません。
Posted by koyuri at 2015年10月08日 20:49
こんにちは

色々と考えさせられますね
政府は税収入以外の収益事業に手を出してはイケナイと改めて感じました

凸凸
Posted by k-hirata at 2015年10月09日 11:19
k-hirataさん、そもそも国民の懐を狙って、借金し過ぎというのが問題なのかもしれません。

日本の財政には、既に白アリがかなり巣くっている様です。
Posted by koyuri at 2015年10月09日 16:45
 
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