2015年12月02日

医師という仕事

ノーベル医学生理学賞受賞者の利根川進博士は、京大の医学部を出た科学者で、山中伸弥教授は神戸大学医学部出身者で、日本人初の医師のノーベル賞受賞者であり、その受賞対象となる研究は、医学部で行われたのではナク、奈良先端科学技術大学院大学だったとは、知らなかった。

医学部における医師以外の研究者は、医師の命令系統におかれ、自由裁量はあまりナク、昇進もさせないというコトもあるらしい。

おそらく、それが日本のノーベル医学生理学賞受賞者の受賞者が少ない理由だという。

こちらの本によればだが‥‥


ともあれ、現役医師であり医学部の講師の立場から見れば、違った意味で医療が見えて来る。

勤務医が過労死しそうな裏側とか、色々。

隣の芝生は青いと言うが、医師という職業も中々面倒らしい。

基礎研究医は減少しているというけれども、おそらく新しい病原菌はこれからも増え続けるだろう。

あまりにも、効率的を目指した社会というのは、この部門でも破綻しつつあるのかもしれない。
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この記事へのコメント
こんにちは

効率的を目指した社会は破たんしつつある・・・・
実感します
医療ではないですがこれまで関わってきた会社の多く効率や生産性などを歌いだすと衰退していきました
振り返ると反省点は多かったですね

凸凸
Posted by k-hirata at 2015年12月03日 10:13
k-hirataさん、自動車のブレーキにもゆるみは必要です。

そうでなければ、スグに壊れてブレーキが気かずにポンコツになってしまうのと、同じ事だと思います。
Posted by koyuri at 2015年12月03日 22:44
 
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