先の予想通り、天気が荒れ、今シーズン最初の雪かきとなり、身体の節々が痛いです。
何を書こうと思いつつ、少し寝てしまいました。
ともあれ、明日以降も雪の心配もあり、大変です。
それにしても、軽井沢のバス事故の続報が色々と入って来ると、運転していた土屋運転手は会社側が遺族を把握出来ていなかったというのには、本当に驚きました。
これからの日本の行く末を見る思いです。
年金が少なければ、無理をしてでも働かなくてはナラナイし、家族が無ければ将来病気になった時の心配もあるしで、何としてでも働かざるを得ない。
そもそも、六十代後半や五十代後半の方々が、十年以上のキャリアがあったというのは、逆に考えると若い頃から大きなバス会社の運転士として、チャンとした給料を得ていたワケでは無く、中年以降になって、運転士を志して大型二種免許を取得したというコトでしょう。
だとすれば、それは免許自由化の波に乗ってというコトだろうと思うので、そんなに高額な給料を貰っていたとも思えず、だとしたら生きるタメに大変な仕事でもやらざるを得なかったというコトに行き着くのではナイでしょうか。
そして、若い人達がタマタマ事故に巻き込まれてしまったのだと思うと、本当にやり切れません。
世の中の志向が、何でも安く安くとなっているけれども、平気で他人を安く使用して利益を少数の人々だけが独占していて、大多数がカツカツで生きているというのは、マスクスの共産主義の本を読んだコトが無かったノンポリの学生だった人間でも、いわゆる「雇用者による、労働者からの搾取」以外の何物でもナイ社会が、正に今の日本の現実なんだと思います。
若い頃、日本の未来をそれなりに信じていたのは、全く間違いだったのだろうかと、今さらながら驚いてます。
少し前の新幹線での放火事件とは違った意味で、今の格差社会を認識させられた話題でした。