2016年02月12日

カルシウムの悪玉化に注意

骨を強くするには、カルシウムが大事なので、牛乳を飲むべきと考えている人は、とても多いと思うのだが、それはリスクのある行動だと指摘するのが、こちらの本。


何故かというと、牛乳のカルシウムとマグネシウムの比は、11対1。

理想的な比率は2対1、もしくは1対1。

マグネシウムは細胞内のカルシウムを汲み出すので、適切なカルシウム量に調整してくれるのだが、細胞内にカルシウムが過剰だと、筋肉の収縮や弛緩が上手く行われなくなり、足がつったり、肉離れを起こしたりする。

加えて、血液中のカルシウム量が不足したら、骨に貯蔵していたものを引き出すのが「脱灰」で、用が済んだら骨に返されるのが「再石灰化」なのだが、脱灰が過剰になったりすると骨以外の場所にカルシウムが蓄積するという「異所化石灰化」が生じてしまう。

それだけでナク、動物性たんぱく質を過剰摂取すると、酸性物質が大量に生じてしまう。そして、その中和に骨からカルシウムが、ドンドン溶け出してしまうのだとか。

日々の食事の積み重ねが、体をつくり、未来を創る。

病気や老化は、自分が何をどのように食べてきたかの結果だという事を考え、食べ物に注意を払うべきだろう。
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