色々と人生には、辛いコトもあるだろうが、それでも『許せるのなら許した方が良いかもしれない』と思う。
何年、何十年過ぎても、イヤな記憶というのは付いて回るものだが、過去は変えられないのだから、過ぎた怒りは手放した方が良いだろう。
本日の本の中に、
相手を恨んだり憎んだりするのは、自分で毒を飲んで相手が傷つくのを期待するようなものと書かれてました。
確かに、被害者は何時までも過去を嘆いていたとしても、加害者は過去を忘れている可能性は高いのですから、何時までも被害に遭った時の自分を覚えていても、何にもなりません。
相手のために許すのではなく、自分のために許すことで、自分が癒されるのであれば、どうして何時までも憎むべき相手を心に留める必要があるでしょうか。
スタンフォード大学の研究で、同じように傷つけられても、許すことができた人は心が穏やかでエネルギーに満ち、愛情にあふれた人間関係を築くことができ、病気やストレスを抱える可能性が低いのに、許せなかった人、心に憎しみを溜めたままの人は、心臓病になるリスクが高いということで、怒りや拒絶の感情が、病気や悪癖を生み出す大きな要因になると、医学界でも認められつつあるのだとか。
それ以外にも、なるほどと思った部分もありましたので、気になる方はお読み下さい。
無理やり、プラス思考になる必要はありませんが、マイナスの感情を心に抱き続けるのは損だと思います。