2016年03月22日

からだの声を聴く

二十年ほど前の本を読んでみた。


東洋医学の話は、何年過ぎてもさほど古く感じナイけれども、阪神大震災について書かれている部分を読んで、東日本大震災の前の時代に書かれたものだというコトを、痛切に感じた。

あまり詳しい本の話題は、特殊な世界なので興味が有る人と、無い人に分離されると思うので、有る方は実際に読んで頂くとして、割愛します。

ともあれ、この本の時点では、前年のロサンゼルス地震の際に、日本にはそんな惨事が起こることはないと、盛んに地震専門家が言っていたと書かれている。

あの時も、そうだったのかと思うと、今の福島原発の事故による汚染は、起こるべくして起きたのだなと改めて感じる。

少なくとも、阪神大震災も大規模な天災ではあったけれども、原発事故とは無縁だったがタメに、助かった部分もある。

そう考えると、地震大国の日本に於いて、再び原発を再稼働するという選択をするのは、実に馬鹿げていると思うのだけれども、ほんの少しのお金目当てに、巨大なリスクを負うコトの是非を、我々はしっかり考えるべきだろう。

報道規制が強くて、マスコミがスルーしたとしても、未だに原発の安全性は確保されてナイのが現状。

それでも、マダ再稼働したいという人々の頭の中をこそ、見てみたいものだし、そういう硬過ぎる頭を緩めるタメにも、東洋医学を見直して欲しいと思うのだが、頭の固い人々は、どうやっても西洋医学一辺倒にはならずにいられないだろう。
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この記事へのコメント
こんばんは

20年30年前の本、書庫に沢山保存しています
当時の著者の言い分などが時世を感じ取れて興味深いです
有識者と呼ばれる方々の意見のいい加減さにはあきれることが多いですね
今と違うことを過去に語っている識者が多いことに驚かされます

Posted by k-hirata at 2016年03月23日 21:22
k-hirataさん、かなり前の本の方が、言っているコトが正しいか否か、冷静にジャッジ出来たりしますよね。

時代につれて、平気で言を左右する人物は信用が出来ないので、そういう判定にも使えますし。
Posted by koyuri at 2016年03月23日 22:59
 
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