二十年ほど前の本を読んでみた。
東洋医学の話は、何年過ぎてもさほど古く感じナイけれども、阪神大震災について書かれている部分を読んで、東日本大震災の前の時代に書かれたものだというコトを、痛切に感じた。
あまり詳しい本の話題は、特殊な世界なので興味が有る人と、無い人に分離されると思うので、有る方は実際に読んで頂くとして、割愛します。
ともあれ、この本の時点では、前年のロサンゼルス地震の際に、日本にはそんな惨事が起こることはないと、盛んに地震専門家が言っていたと書かれている。
あの時も、そうだったのかと思うと、今の福島原発の事故による汚染は、起こるべくして起きたのだなと改めて感じる。
少なくとも、阪神大震災も大規模な天災ではあったけれども、原発事故とは無縁だったがタメに、助かった部分もある。
そう考えると、地震大国の日本に於いて、再び原発を再稼働するという選択をするのは、実に馬鹿げていると思うのだけれども、ほんの少しのお金目当てに、巨大なリスクを負うコトの是非を、我々はしっかり考えるべきだろう。
報道規制が強くて、マスコミがスルーしたとしても、未だに原発の安全性は確保されてナイのが現状。
それでも、マダ再稼働したいという人々の頭の中をこそ、見てみたいものだし、そういう硬過ぎる頭を緩めるタメにも、東洋医学を見直して欲しいと思うのだが、頭の固い人々は、どうやっても西洋医学一辺倒にはならずにいられないだろう。