知られざる汚点
歴史というモノは、勝者によって書かれたモノであるとは知っていた。
それにしても、ココまで事件の真相の隠蔽が出来ていたというのは驚きだ。
他殺であると解剖した医師が確信しても、検察官や刑事達が思っても、国の上部で隠蔽するとなれば、ウヤムヤになってしまう。
だが、それは戦後スグだからとは限らない。
今でも、その手の問題は山積しているのではないかと、考えさせられた一冊。
以前から、同じ問題を扱った著者のノンフィクションを読みたいと思っていたが、小説仕立てを読んでマスマス読みたくなった。
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Posted by seitaisikoyuri at 21:55│
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こんにちはkoyuriさん。
下山事件は小学生の時におきました。いまだに真相が不自然に思います。
当時の国鉄では三鷹事件や松川事件なども起こりましたね。
そして人民電車を走らせたりして、この事件に係わった人が当時車掌でして、本人と後に知り合いになりました。当然、国鉄を解雇され民間企業で働いていました。
ところで、コメントの件なのですが今日、私の携帯からテストコメント送ったのですがダメでした。
管理画面でいろいろやっています。早く原因が分かるといいのですが・・・。
takachanさん、簡潔に言うと著者の祖父達が真犯人という衝撃的な結論なのですが、問題は誰がそれをやらせたかというコトなんですね。
そして、誰が隠蔽したかというコトを知らないと、日本の戦後がどうゆがめられ、現在にどう影響しているのかが判らないと思います。
ですので、機会があったら是非、小説でもノンフィクションでも良いので、読んで見て下さい。
少なくとも、このブログは書き手がコメントを出したり、非公開にしたり可能なので、助かってますが、今は反対意見を封じ込めようと動いている人達が存在しているので、戦前みたいで怖いですね。
koyuriさん、こんばんわ〜。
桜が満開でこの週末は花見見物で賑わいそうですね。
歴史の書物でどれ程が真実を語っているか疑問ですね。戦争などは特に言えると思います。
世間に晒してはならない真実も沢山あると言うことでしょうか…。
俊樹さん、東京は桜が満開だそうですが、我が家の椿は一気に芽がふくらんで、先っぽが赤くなって来ました。
本日のブログにも書きましたが、歴史を学ぶというコトは、現在の状況を学ぶというコト。
隠蔽ばかりしている国は、過去も現在も未来も隠蔽を続ける可能性があると知って、自己防衛しないとイケナイのかもしれませんね。