2016年04月02日

孤独から生まれた天才

昔から、伝記は好きだったのだが、有名な天才達の多くが、大変な幼少期を送っていたとは知らない人の方が多かった。

そういう意味で、著者の意図とは違うのかもしれないが、かなり興味深く読んだのが、こちらの本。


ダヴィンチ、ニュートン、エジソン、アインシュタイン、ジョブス、そして日本からは夏目漱石が登場している。

中には、生い立ちについて、ある程度知っていた人物も居たけれども、改めて細かく知ってそうだったのかと思うばかり。

ともあれ、天才がこの世の中に認められるには、支援者の存在があればこそだったりする。

世の中には、支援者無くして埋もれてしまう天才も、さぞかし多いのだろうとも思わなくもナイが、そういう人々を発見して、支援してこそ、新しいビジョンが拓けるのだろう。

そう思うと、日本の教育の画一的さは、天才を産むのにあまり適しているとは、言えないのかもしれない。

これからの日本を成長させるのは、そういう他者とは違う斬新な発想を持つ天才なのかもしれないと、シャープが外資に買われた日に、しみじみと思ったりするのである。
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この記事へのコメント
こんにちは

シャープの件は社内に逆境を乗り越える能力を持つ天才が居なかったのか埋もれていたのか?
そんな状況だったのだろうと思います
東芝、サンヨーも同じくでしょうね
寂しい限りです

Posted by k-hirata at 2016年04月04日 10:18
k-hirataさん、天才が居たとしても、産み出した製品を一般向けに売り出せなくては、商売として成り立ちません。

天才の能力を引き出せる会社では無かったのかもしれませんね。
Posted by koyuri at 2016年04月04日 20:43
 
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