2016年04月17日

間違いを正せない国

冤罪無罪となった誤った決定をした、元最高裁の裁判官は「勲一等」「旭日大綬章」などの勲章を受章したままだという。

なのに、冤罪であるとDNA鑑定で証明されても、それが認められず未だに無罪にナラナイ人も存在するという驚きの本がこちら。


有罪の根拠とされた証拠についての科学的で真摯な検証が行われていないという現状は、推定無罪の人を無理をしてでも有罪にしたいというメンツの問題と絡んでいる様に思えてしまう。

法医学者の真摯に書いた報告書に対して、充分な敬意を払おうとしない裁判官や検察官、そして逮捕=犯人として報道するマスコミの問題もあるのだろうと。

罪無き人を、有罪にして、人生を狂わせてしまうコトの問題を、我々は自分の身に置き換えて考えるべきでしょう。

加えて、こうしたコトが行われる背景には、偏見もあると思います。

自己防衛としては、「李下に冠を正さず」という感じで、普段から怪しまれない様に、生活態度を品行方正に保つ程度しかナイのかも。

ともあれ、中年男性が女子高生の身体を繰り返し触ったなどして、逮捕・起訴された事件は、「女子高生が男性のズボンを触っていた」としか考えられなかったというのに、有罪というのでは、どうすれば救われるんだという嘆きの声が聞こえそうな気もしますが‥‥
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この記事へのコメント
こんにちは

冤罪への対応、腹が立ちますね
以前会社の企画で公共交通での通勤者を対象に痴漢と誤解されない方法を学ぶ講義が開かれたことがありました
ブログ本文で書かれていたような事が続発していたようでした

ともあれ
この裁判官のような例は沢山あるのでしょうね
間違ったことをすれば謝る!
菜根譚での言葉が思い浮かんできます

※ご心配ありがとうございます
福岡では余震も減少し平常が戻ってきました

凸凸

Posted by k-hirata at 2016年04月18日 08:53
k-hirataさん、地震の被害さほどで無かった様で安心しました。

ともあれ、熊本県の方々は大変な目に遭っているみたいですね。

何かがあっても、安心していられる国だとイイのですが、どうもそんな国では無さそうで‥‥
Posted by koyuri at 2016年04月18日 20:36
 
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