2016年06月27日

医療はファジー

医師は万能ではナイというコトを、まず受け止めなくてはならない。

医療も万能ではナク、色々な問題を抱えているというコトを提起している本がこちら。


些末なコトではあるが、疑問に思っていたコトが氷解した。

というのも、突然、医療機関に行った時に、「○○様」と様付けでビックリした時期があったのだが、しばらくすると「○○さん」に戻ったのは何故かというコト。

流石に、どうしてですかと聞けるホド、「オバタリアン」では無いので、そのまま疑問は放置してあったのだが、それは厚生労働省の通達で「様」付けにする様に指導されたからで、止めたのは「御客様」と勘違いした病人が、こちらは客であるという態度を取り、「モンスター・ペーシェント」になったり、治療費を踏み倒したりする様になったからだという。(それにしても、代金を払わない人は御客様ではナイと思うが‥‥)

それと、がんというモノは、三つに分類されるというのも、判りやすい。

がんの部位は出来たが大きくならないものは、下手にいじくると体力などを消耗させてしまう。

異常に早く進行するがんには、打つ手がナイと言っても過言ではない。

ゆっくり大きくなるがんに対しては、がん検診が有効であるが、本当に「ゆっくり大きくなるがん」が全て治るかどうかは別だったりするので、医師の間で意見が割れていて、本来ならその辺をじっくり議論すべきなのだが、突き詰めた議論を医師がしたがらないので、論争が噛み合わないのだと。

人生の最終局面で延命措置をすると、点滴で身体がパンパンになってしまうとか、率直な話も多く、医療というモノに対して、様々な話がされています。

医療に於いても、「白か黒かの二分思考」をせずに、「グレーゾーン」が必要であるというコトを述べた、哲学的な対談集です。

医療について、考えてみたい方なら、是非とも一読すべき本だろうと思います。
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この記事へのコメント
たったいま。地区のお年寄りの方々の多くが「がん」や「転倒」や「糖尿病」等で入院しております。僕は医師ではないので、ただ健康長寿と無事を祈念させていただいてる次第です。医師により病気の進行悪化が異なるなんて恐ろしく感じます。
Posted by 智太郎 at 2016年06月28日 14:20
智太郎さん、ある程度患者の側も、医師の立場になって考えたり、色々な情報を知っておかないと、良い患者にはなれません。

名医を見極める目を持ちましょう。
Posted by koyuri at 2016年06月28日 20:00
こんばんは

病院では会計では○○様と言われて診察、検査時には○○さん
と呼ばれてます
なんとなく違和感があったのですが納得です
スッキリしました 有難うございます

がん、論争が噛みあわないとは何かの都合が論争にブレーキを
かけているのでしょうね
このような議論は答えが出ないのであっても白熱してほしいと
思います

凸凸!
Posted by k-hirata at 2016年06月28日 21:17
k-hirataさん、医師の方々は面と向かっての論争がお嫌いみたいです。

患者のタメを思えば、しっかり議論して頂きたいものですが‥‥

にしても、○○様というのは厚生労働省の通達だったとは、本当に驚きました。
Posted by koyuri at 2016年06月28日 22:48
 
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