免疫を高めるというコトは、色々と言われているけれども、よくよく考えてみると必ずしも正確に免疫について知っているかと問われれば、心もとない。
時代が変われば、知識の変化も激しいので、読んでみたのがこちらの本。
最後に、とてもビックリしたのが、近未来の移植臓器は3Dブリンターで造られるかもしれないというコト。
実用には、まだまだハードルが高いのだけれど、既に骨や軟骨、皮膚や血管などの作成に成功しているそうです。
生きた細胞をインクジェットで打ち出し、患者の幹細胞を培養して造られるので、拒絶反応の心配はナイのだとか。
現在の臓器移植はバラ色みたいに言われているけれども、本人と全く一緒ではナイので、移植の後は免疫抑制剤を飲まなくてはイケナイので、なかなか大変だという話を聞いたコトがあります。
将来的に、自分の細胞から、自分の臓器が出来る様になれば、どんなにイイでしょう。
アレルギー体質なので、そうした説明もカラーのイラストが多く判りやすい。
基本的な本ですが、少なくとも本格的に知っておかなくてはナラナイ人で無ければ、まずは充分かと。
世の中は、日進月歩なんですね‥‥