2016年07月18日

少子化の結果

無理に広げた入学者の枠が、広がったままなので、どうも甘やかされた感じの若者が増えているという意見は、そこここで聞く。

それを本にした感じなのが、こちら。


昔が良かったとも思わないけれども、理不尽な目に遭わされやすかった昔の子供からすると、今の子供達は逆に可哀想な部分も多い。

我慢が大切な時に、それを必要とされないので、我慢するというコトを覚えないでいるから。

そして、『面倒なコトはゴメンだ』という大人に、手を抜かれてしまっているから。

そうして大きくなって来た責任を、若者だけに持てと言われてもという気もするが。

社会の非情さや理不尽さというコトを、どの段階で知るか。

学生時代に知っておけば、ある程度社会人になってから、適応もしやすいだろうが、社会人になってから、一気に求められても困るだろう。

教育関係者のホトンドが、『子供は御客様であるから、大切にしなければナラナイ』という態度で接して来たツケを、子供達だけに回しても。

ひよわな若者にしたのは、誰が悪いのか。

確実に覚えてしかるべきコトを、次の教育機関に任せて、先送りしている、今の教育の問題に最大の原因があるだろう。

チャンと出来るまで、しっかり教えるという気力のある世間の力の減少こそ、少子化の最大の問題ではないかという気がするのだが‥‥
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この記事へのコメント
こんにちは

学校選びの時点で明確に人生の目標を掲げている人はほとんどいないと思われます
偏差値などの関係で子供はお客様と考える学校に入ってしまえば
子供たちが自力で生き抜く力を得る事は難しいでしょうね
この部分での責任は大人にあると感じます

少子化で少ない子供をしっかりと見守り育てる社会を我々大人が創造していきたいものです
Posted by k-hirata at 2016年07月21日 11:58
k-hirataさん、返済しなくてはナラナイ奨学金を借りてまで、大学に行く必要があるのかどうか、高校も就職出来ない生徒を大学に送り込んで良しとしていたりして、真の意味で生徒の為になっているとも思えません。

若者にしっかり社会で活躍すべき方法を、チャンと教える大人が増えるコトを祈りたいです。
Posted by koyuri at 2016年07月21日 21:19
 
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