自分以外の誰かを理解するコトは難しい。
それでも、少しでも他人の話を知るコトから、理解の一歩は始まると思って、知らない世界だからこそ、読んでみる本もある。
正直、地方だからか、ゲイなどの人々でカミング・アウトした人々を現在は知らない。
学生時代には、ゲイだと思っていたけれども、バイ・セクシャルだと思うと正直にカミング・アウトした人が、一人居た。
流石に、その頃は許容範囲が狭かったので、彼の話を聞いてみるつもりは皆無だったけれど‥‥
今は、自分では無縁だと思っても、違う人生の形を歩んでいる人にも、その人の人生があるというコトだけは判る。
それにしても、不思議なのは、理解があるのかどうか判らないけれども、LGBTの人々には平気で、『どうしているのか?』と、興味本位で尋ねてしまう人々が多いというコト。
世の中には、聞いて良いコトと聞いてはイケナイ事があるというか、『そんなコト聞くのか?』という非常識さに驚く。
タダ、多様な生き方があってこその世の中であるというコトだけは、理解出来る。