一瞬の勝利のタメに、何もかも賭けるというのは、どうなんだろうと考えさせられる本がこちら。
何も、理想主義を掲げるワケでは無いけれども、世界各国の人々が集まってスポーツをするコトで友好を深めて欲しいというコトで、「オリンピック」は始まったハズなのに、ドンドン何としてでも勝たなければ意味がナイという感じに世界中が動いていると思う。
そういう風潮に対して、一石を投じたと言って良いのではないかと思うけれども‥‥
東京オリンピックにしても、原発の事故は「アンダー・コントロール」という詭弁まで用いて呼びたかったのは、全てがお金のタメと言っても過言ではナイかと。
カヌーの場所などで、色々と大騒ぎしているけれども、開催地になるよりも、まずはするべきなのがアスリート達が安心して競技が出来る環境。
スポーツを続けるには、ある程度の余裕資金が無ければ、幼少からさせるのは難しい。
その中から、頭角を現した人にだけでも、もっと資金援助をすれば良いのにと思わなくもナイが、少なくともそうて゛ナイならば、あまり選手達に金メダルを求め過ぎるのは酷ではないか。
四年に一度だけ、熱狂的に応援して、忘れてしまうというコトの繰り返しの中で、チャレンジし続ける選手達は本当にスゴイと思うけれども、もっと環境を整えて欲しいという気がしてしまう。