2016年11月26日

江戸時代の生活を知る

何時の時代にも、人々はしっかり生きていたのだなと思ったりするのが、こちらの本。


江戸時代にあっても、全ての職業に生きる人々は、それなりに大変で。

例えば、御殿様と言えど、仕来たりなどに雁字搦めにされていて、中々、不便。

ともあれ、将軍の、大名の、農民の、豪商の、長屋の、子供の、医者の、居酒屋の、遊郭の、本屋の、鍛冶屋のなどと続いて、十八種類もの生活が描かれている。

無論、記録として残っているモノを参考にしているので、全ての人々がこう生きたというワケではナイのだが、興味深い記述も多い。

無論、今の時代よりも、もっとワーカホリックに働かなくてはならなかったりするものの、少ない楽しみを求めつつ、地道に生きていたのだなと考えさせられる。

ともあれ、真剣に勉強しなくては、私塾での昇級を許されなかったというのは大変ではあるけれど、だからこそ、一気に明治維新の時に、他国と渡り合える人々も生まれたのだなという気もする。

何となく、他国に寄り切られてばっかりの日本の外交を見ていると、もっと切磋琢磨しないとダメだった時代に戻らなくてはナラナイ部分もあるのかもしれないと思ったりもする。
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この記事へのコメント
こんにちは

一気に明治維新の時に、他国と渡り合える人々・・・
この時代にこのような人材を育てた江戸時代の人々の生活から
学ぶべきことですね
現在の外交を見ているとそんな気がしてきます
Posted by k-hirata at 2016年11月28日 10:46
k-hirataさん、明治維新が日本にとって完璧に正解だったかどうかは、何とも言えない部分もありますが、諸外国と渡り合った外交センスだけは、確実に明治の時の方が、今よりも確実に上だったと思います。
Posted by koyuri at 2016年11月28日 17:15
 
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