我々が為すべきコト
再びの加賀乙彦さんの本なのですが、彼の人生を振り返って書かれています。
「フランドルの冬」から読んで来ているので、ある程度は知っていましたが、それにしても個人的に犯罪を起こすと裁かれるのに、会社などだと日本は責任の明確化がナイと、改めて思った一冊。
死刑囚と未決囚と無期懲役の人達の違いにも、驚きましたが、それにしても原発事故だと、誰も責任を取ってナイ。
それで許されてしまうのでは、故郷を奪われた人に対して気の毒です。
それだけでナク、福島原発事故前であったら、放射線管理区域なのに、平気でまだ汚染している場所に、人々を戻そうとして、報道統制を行っている。
正に、著者の体験した戦前そのものが、今の日本になりつつあるのかもしれません。
そう考えると、歴史の証人である、戦前に生まれた人々がこの世の中に減少しているからこその現代なのかもしれませんが‥‥
実に、色々なコトを考えさせられる一冊ですので、出来ればこちらも読んで頂きたいものです。
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Posted by seitaisikoyuri at 22:49│
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東日本大震災の原因結果を通し、国民参加で裁判を開き、慎重な意見を報道すべきだと思ってます。
智太郎さん、全くです。
日本のみならず、全世界の海を汚染しているのに、全く反省してないかの態度。
他国から、文句を言われる前に、自ら反省して償うべきだと思います。
こんにちは
会社などだと日本は責任の明確化がナイ・・・
全くその通りだと思います
原発事故、誰も責任を取らないからその後も無責任に再稼働を企んでしまう
一般企業でもサンヨーという一流企業が消滅した
数万人の雇用が失われたと思われますが、経営陣も買収して破壊したパナソニック側も誰も腹を切っていない
責任の明確化なしには国の未来はないですね
k-hirataさん、全くです。
「責任の明確化なしなら国の未来なし」というプラカードを国会周辺にに撒きたいですね。
そんなモノ無意味であるという首相に向かって、意思を表明するタメに。
暇がナイので行けませんが‥‥