2017年01月24日

正に波瀾万丈

こちらも「このミス」大賞受賞者とは知ってたのですが、あまり以前読んだモノは肌に合わなかったのでスルーしていたのですが、面白そうと思って借りたら、大当たり。

こちらも前作があったみたいなので、そちらから読んだら良かったのでしょうが、逆に変な先入観が無かったのも良かったかと。


ミステリーだけでナク、アクションあり、加えて社会に対する批判も効いていて、実に愉快な本。

ミステリーなので、深くは書けないのが残念ですが、展開が軽やかでドンドン引き込まれます。

以前も書きましたが、権威というモノに縛られ過ぎた直木賞や芥川賞よりも、新たな賞で世に出た人々の方が斬新です。

何だか日本の古い風潮が、既に崩壊しつつあるのかも。

大企業と呼ばれた様々な会社が、新たに生まれた産業に取って変わられているのを見る様です。

原発にしがみ付いて、東芝が沈没しつつあるのも、新たな発電へとシフトして、全く違った産業を起こそうとの努力を放棄したからかも。

過去の栄光などよりも、新たな時代の幕が上がっているのかも。

今や、ネットなどもあるので、有名作家の覆面に甘んじる必要もナイ時代になりましたし。

才能がある人達に、続々と様々な分野に進出して頂いて、日本の底力を見せて頂きたいものです。

日本は人口が多いから、世界で上位と思われているけれども、一人当たりに換算すれば大したコトは無いとも言われています。

停滞を打ち破るのは、新しい波以外にナイと確信してます。
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
直木賞や芥川賞ってモノがあり、有名になるってのも僕は、おかしいと思う。まぁ嫁はPCで一般人の書かれた小説を読んでますが。
Posted by 智太郎 at 2017年01月25日 18:44
智太郎さん、正にそんな感じで、今や直木賞や芥川賞の価値がドンドン低下していると思います。

奥様みたいに、普通の方が書いた小説でも面白いと思えば、誰でも読める時代になったのですから。
Posted by koyuri at 2017年01月25日 20:46
 
にほんブログ村 健康ブログへ