実に、コメントに困る本ではあるけれども、でも出来れば反面教師として読んで頂きたい本かと。
とにかく、思い込みが激しいのと、変に自己卑下してしまうので、この方の婚活は上手く行かないのだろうなと思ってしまう。
例えば、お見合いパーティーで自分が40歳にも関わらず、第一希望の女性と第二希望の女性が28歳。
ところが、第三希望の人とカップリングされた。
その方は27歳。
年齢を書かなかった著者は、帰り道で実年齢を明かし、無理かなと思う。
しかも、第一希望と第二希望以外なら失恋という気分なのだという。
それでも、良かったらメールして欲しいと言ったが、結局、メールは来なかったというのだ‥‥
もし、私がこの人だったら、まず、第一希望や第二希望はダメだったのだから、スグに諦める。
加えて、第三希望の人は二人より一歳若いのだから、ラッキーと思う。
例え、一回り違っているのでも、相手が御世辞にしても「もっと若いと思った」と言っているのだから、自分の良い点をアピールして、ゲットするつもりで押せ押せで攻める。
という感じでいけば、もしかしたら40歳の時に、結婚していただろう。
世の中には、歳の差があっても結婚する人は居るものだ。(ちなみに、実際の知人にも相手と一周り違うというカップルは男が上でも、女が上でも存在しているのだし‥‥)
常識に縛られていると、結婚出来ないという見本かもしれないので、著者の本を参考にして、同じ思考で臨むのではナク、もっと、柔軟に臨むコトをオススメしたい。
ともあれ、何度でも挫けずに頑張るだけでナク、赤裸々に自分の経験を披露する態度にダケは感心するけれども、それ以上でも以下でもナイという感じの本。
タダ、黙って座している人よりは、それでも充分立派だと思う。