疑惑の人物が都合良く死んでしまうというコトは本当にあるのかという、ちょっと変わったミステリーがこちら。
ちなみに、ミステリーとしての緻密さはとなると、イマイチな部分もあるのだが、世の中にはそういうコトもあるとさえ思えば、又違った目で見える問題がこちら。
森友学園の工事で、土の搬出を請け負う建設会社の下請け業者が亡くなり、遺書はありませんでしたが、警察は早々に自殺として処理した。元請けの建設会社は『たしかにそこの会社に発注している』と認めたのですが、自殺者が出た会社は『ウチは森友の工事に一切関わっていない』と言う。
正に、事実は小説より奇なりと思うけれども‥‥
小説の世界では、
みたいな、弁護士も登場するけれど、実際には無理かも‥‥
少なくとも、上記の本はミステリーとしてより、どうみても間違った事件で疑わしいと感じた時に、弁護士が正義の戦いをすると、どうなってしまうかという部分に光を当てて読むべき作品だと思うけれど。
ミステリーというのは、単なる謎解きだけではナク、社会に対する目を開くべき作品として読んで頂きたい部分もありますね。