2017年06月21日

問題を解決するには

クレーマーというレッテルを貼ってしまうと見えなくなるモノもあるのではないかと思ったのが、こちらの本。


そもそも、クレーマー化されない為には、チャンと断ってから相手とのやり取りを録音して対応した方が良いのではないかと思うけれども‥‥

問題は相手と一対一だったりすると、言った言わないという応酬になりかねない。

そして、何より録音していると思えば、相手もこちらも言って良いコトと、悪いコトへの身構えが違う。

トラブルを解消するのではナク、トラブルを潰すという感じの本なので、ちょっとどうかなという部分もある。

「謝罪は一回で済ます」という様なマニュアルでは無く、相手の言い分をじっくり聞くという真摯な姿勢がマズ大事ではないのだろうか。

何にしろ、小手先でかわすという方法は、上手く行く場合も無くは無いと思うけれども、読み違えると今の文科省と内閣府との戦いみたいになりかねない。

相手をダメと貶めて、解決を図ろうとすると泥沼に入り込む。

相手には相手の言い分があるのに、力でねじ伏せようとするから、仙台市のいじめ自殺みたいに大問題になりつつある。

昔みたいに、大本営発表をしても、今はネットで拡散したり出来るので、蜂の一刺しでぶち壊しになりかねない。

トラブルを穏便に済まそうというよりも、何が問題なのかを見極めるというしっかりした態度があってこそ、縺れ合った糸が解れるのではないか。

世の中には、こんな人が居るのかというコトを知るには良いかもしれないが、対応に関してはあまり感心出来なかった一冊。
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この記事へのコメント
こんにちは

会社員だった頃に一時期クレーム対応に追われる部署にいました
根本は品質の悪い商品を出してしまった此方側に問題があるにも関わらず、社内ではお客様をクレーマーと呼んでいました
おかしな事でした
当然ながらその部署は今はもう無くなっています
市場責任を果たせなかったと言えると思います
何かが起これば必ず原因があり、それを追わなければ解決はしない!
そんなことを学んだ配属でした

Posted by k-hirata at 2017年06月22日 10:59
日本の商品・製品も多く、クレーマー化もマスコミを利用して多そうですね?
Posted by 智太郎 at 2017年06月22日 17:37
k-hirataさん、「文句を言う客は良い御客」という言葉があります。

まずは、じっくり相手の言い分を聞いてから、チャンと対応すれば、かなり違うと思うのですが、自分が悪くても非を認めない会社もあるんですね。
Posted by koyuri at 2017年06月22日 19:44
智太郎さん、今も『これって、不良品かな』と思うモノが食品に紛れ込んでましたが、普通の人は面倒なので、そのままにしておくのでは。

時間がタップリあって、他の不満と共にぶつけたいと思った人がクレーマーになるのでしょうけど。

無論、これからもあるので、どうしても抗議したいという場合は、チヤンと声を上げる時もありますが、普通はもう二度と同じモノは買わないというコトで終える人が大半だろうと思います。
Posted by koyuri at 2017年06月22日 19:50
 
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