2017年06月24日

ゲスな親の元に生まれて

しまうと大変という物語。


ともあれ、著者としては日本があまりに『人権侵害の国』であると、思っているからこそ書かれた作品ではないかと。

日本の戸籍制度の問題や、それに絡む色々な話題が満載で、その辺の知識を学ぶには良い本。

真面目に法律関係だけを学ぶのは、あまり一般人では面白くありませんし、その必要もナイだろうと思うので。

全く知らなかったのだけれど、「自己の志望によって外国の国籍を取得したときは、日本の国籍を失う」のだけれど、日本国籍を選択したときは、「外国の国籍の離脱に努めなればならない」という努力義務があるだけなんだとか。

何と言うか、日本という国は曖昧さがある国なんですね。

その手の、知らなかった話題が色々とあって、小説ではあるけれど、為になる方がストーリ性よりも強いかも。

ともあれ、この本を読まなければ知らなかったであろうコトが、結構あるので、読んで損は無かったです。
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