今のままでは、どうにもナラナイというコトだけは判っている。
何度も警告しているが、少子高齢化によって、日本の年金制度は崩壊の危機にあるから。
上記の本の紹介文として、「老後資金のつくり方、上手な貯蓄方法、年金激減時代の年金の増やし方など、老後への漠然とした不安・疑問がこの1冊で氷解! 」と書かれているが、とても無理。
既に、四人に一人が65歳以上。
18年後の2035年には、それが三人に一人になるという。
昨年の新生児数は、100万人を切り、過去の推定値を下回っているから、おそらくもっと高齢化が進むのではないかと考える。
21世紀半ばには、年金破綻の可能性も有る。
とても、過去の「百年安心」などという安易な政府の太鼓判を信じていては、間に合わないのである。
それゆえ、少子化の解消と、その処方箋としての、格差縮小を何度も繰り返してブログに書いている。
上記の本も、ある程度の参考にはなると思うが、少なくとも今の状況が続けばというコトであろう。
無論、良い意味で裏切られるのなら良いのだけれど。
天が落ちるのを心配して日々鬱々として生きた「杞憂」の様になるべきではナイが、もっと真剣にこの先の日本を考えている人こそを、我々は政治家に選ぶべきではナイだろうか。