2017年07月17日

我々が知らない仙台

東日本大震災の復興は、実際、どうなっているのか、我々にはあまり生の情報が入ってナイのではないかと思った一冊がこちら。


復興のタメに、我々は義捐金や税金を東北の困っている方々に送っているつもりでも、本当に困っている人々は届いているとは限らない。

防潮堤をとても高く造っても、それで漁業や観光がダメになったとしたら、そもそも防潮堤が古くなってチャンと使えなくなった時に地震が来るかもしれないのに‥‥

東北では、同意もあいまいなままに、遺伝子情報が蓄積されているなど、知らなかったコトが沢山。

嘘を付いて、税金が原資である助成金を騙し取る人には回っても、本当に困っている人には回らなかったりする現実。

そうした国は、「ブラック企業」と並ぶ「ブラック国家」だと指摘する。

「低福祉」で「開発主義」の日本の方向性を変えない限り、本当の復興は無理なのだと実感した。

そして、もし自分が災害に遭ったなら、同じ目に遭うと思うと本当に恐ろしい。
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Posted by seitaisikoyuri at 22:10│Comments(2)
この記事へのコメント
こんばんは

遺伝子情報が蓄積されている・・・

ゾッとしました
原爆投下後の長崎と広島を米軍が調査していた事と同じではないかと感じています
被害者をサンプルとしか見てないのでしょうか
悲しいですね


凸凸!
Posted by k-hirata at 2017年07月18日 22:08
k-hirataさん、本当に恐ろしい話です。

我々が知らないコトって、マダマダ多いのだろうと思います。
Posted by koyuri at 2017年07月19日 21:03
 
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