今は何でも効率的で無ければイケナイ時代になっているのだなというのが、実感。
多世代同居という概念が消失して、独居する人が増えたからだろうが。
でも、本当なら亡くなった人の遺品は、少し時間を置いて、心の整理をしてから、遺族が徐々にやるべきだと思うけれど。
今は借りている家での死亡も多いので、家賃を払わずに済ますタメには、スピーディーな片付けというのが必要になるという。
世知辛い世の中になっている訳だ。
色々な仕事があって、裏側があるというコトは判ったけれど。
母の着古した着物の数々を、実家で燃やした時は、とても悲しかったけれど、それでもそういう区切りを経てこそ、人は悲しみから立ち直れるのだと思う。
遺品整理士を頼まざるを得ない人々を、非難するつものはナイけれど、それでも他人に任せて良いコトもあれば、悪いコトもきっと有る。
他人には、ガラクタにしか見えない物でも、故人との思い出の品というコトだってある。
可能であるならば、単身で住んでいる高齢の方が無くなる前に、色々な話をしつつ、徐々に生前整理をした方が、互いに気持ちが触れ合って良い思い出になるのではないか。
独居している老人は、誰かと話がしたい人が本当に多いのだから。