選挙結果について書くよりも、投票率が低かったコトが本当に残念です。
結局、利権絡みの人々は確実に投票するけど、そうでない人は自分が選挙に行っても何も変わらないというコトで、権利を放棄しているので、本当に世の中は変わらず、自分には不利になってしまうという可能性を作っているのだなと思います。
ともあれ、本日の本はかなり厚かったので読み応えがありました。
どうしても、歴史ミステリーになると目がナイのですが、著者の考え通りに男女の話になってました。
何層構造にもなっているので、遺作として相応しい一冊かと。
タダ、この著者については、あまり読んでナイ方なので、著作の中で傑作がどうかは判りません。
前にも書いたと思いますが、個人的には魏志倭人伝から類推して九州説を取っているのですが、どうして多くの人々が行路ばかり気にして、冬でも温暖な地であるという記述を無視するのが何故なのか疑問です。
その辺を合わせて考えると、九州で無ければ、どうやっても四国までしか無理だと思うのですが‥‥
ちなみに、上記の小説にはその辺の断定を避けてあります。
こういうミステリーもあるのかという範囲で捉えて頂ければ良いかと。
ちなみに、南北朝の時代についても書かれているけれど、それに関して言えば正統なのは南朝であろう。
でも、北朝の流れになっているワケで。
歴史というのは、必ずしも正しい方が勝つワケではナイというコトを、しみじみと教えてくれる。