トランプ大統領が、エルサレムをイスラエルの首都と認める発言をして、アラブ諸国を混乱に導こうとしているが、その辺の歴史を明快に教えてくれるのが、以前、紹介した本の類似本でこちら。
イスラエルの人々が、過酷な目に遭ったコトも理解出来ますが、無理にエルサレムを奪還したとしても、平和に暮らせるとは思えません。
アラブ諸国の人々との、共存共栄の道を探らないと。
しかも、この本にも書かれていますが、他国に滅ぼされたり政権が転覆する原因は、戦争などにあけくれたり、税金を過酷に採り立てようとして、国民からの信頼を失くした時です。
自国優先で、他国との利害関係を複雑にさせたりすれば、戦争になりがち。
アメリカという国は、武力で領地を広げた過去があるので、どうしてもそうした態度になりがちですが、もうそれは植民地などが多かった時代ゆえ。
世界的に、全ての民族が共存共栄する社会の方が、安定的に発展が可能です。
世界的規模で、特権階級が生じれば、世界的規模での「国家崩壊」が近づくと著者が警告していますが、それが現実にならないコトを祈っています。
とにかく、命あってこその健康なんですから。