少子高齢化が進むというのに、福祉予算はあまり増えてはいない。
トマ・ピケティの「21世紀の資本」を巡って、全く違った意見を述べている本がある。
そして、
最初の本では、アベノミクスは格差拡大をしただけで、貧困層を失くすには福祉の拡大が必要だと言い、下記の本は、トリクルダウンを信じてアベノミクスを擁護している。
どちらも、二年前の本だと思えば、多少は致し方ない部分もあるかと思うが、結局、今となっては正しかったのは上記の本としか言いようがナイ。
そもそも、インフレターゲットとしてアベノミクスが選択されたというのに、全くその成果を出してはいないのだから。
政策が間違って、福祉予算が削られ、マスマス不況が続く。
最初の本に書かれているが、所得倍増計画みたいに、まずは国民の懐を潤す政策を行って、景気を良くしてこそ、成長は達成されるだろう。
我々も、タダ、政策を受け入れるだけでナク、どうしたら社会が良くなるかを、色々な本を読んで理解しておくべきではなかろうか。