あまりに他人の気持ちを忖度ばかりしていると、心の中に澱が溜まってしまう。
気配りのし過ぎは良くないというのが、こちらの本。
無理をして、相手の希望に合わせてしまいがちな人には、読んで欲しい本かも。
結局、無理をし過ぎると、誰かに愚痴をこぼしたくなる。
でも、その愚痴が回り回って、その本人に直接伝わってしまうと、『さぁ大変』というのは、結構あるパターンの一つ。
やはり、無理をしない範囲で相手の気持ちになるというのが良いのではないかと、日々、トラブルに巻き込まれた時に思います。
そもそも、そういう時の間に挟まれた人は、とても大変になるので‥‥
互いに、率直に話し合えば良いのに、どうも互いに奥歯に物がという状態で話をされると、大体、どちらからも不満が生まれます。
正直に、嫌なら嫌、無理なら無理と言えば簡単に収まる出来事が、逆に大きな騒ぎの元というばあいも存在しますし。
この本にも書かれてますが、自分の本来の姿を隠したり、ねじまげたりしてまで相手好みになろうとする人は、自分を大切にしてかったり、今の自分に満足していなかったりしますというのは真理。
昔から、「無理が通れば道理が引っ込む」と言われますが、やはり物事は筋道通りに行った方が、最終的に上手く纏まるモノ。
人にも「ノー」と言えて、相手から「ノー」と言われても、相手にも都合が有るのだからと割り切れてこそ、正しい付き合い方が出来るのではないかと思います。
自分の気持ちに嘘をつかず、相手の気持ちになれ、いつもリラックスできる人になって、人生を上手く暮らして行きたいものですね。