何年も習って初めて、チャンとした職人になれるという時代が、機械の精密化によって、徐々に簡易になっているけれども、経験に裏打ちされた技術というモノは、脈々と受け継がれているモノも存在する。
それは、仕事に対する言葉もその一因だったりするのだが、それらを通して長年の職人たちの生きて来た軌跡を教えてくれるのが、こちらの本。
中には、知っている言葉もあれば、知らない言葉もある。
ともあれ、それらを読むと、技術立国としての輝きを失いつつある今の日本が無くしたモノも、忍ばれる。
簡単には、機械に変わられないホドの卓越した匠の技の凄さと、そういう人々が尊敬されていた時代が理解出来る。
何事も、貨幣でしか置き換えられないというワケでは無く、職人のプライドとして、無名のまま受け継がれて行く技術というモノもあるのだと感慨深いものである。
本日は、かなり仕事が ハードだったので、短いですが、ココまでで‥‥