2018年02月09日

出る杭は打たれる

というのは、過去から続くモノなのだと改めて気付かされた一冊。


ちなみに、最初はあまりに有名な他者の言葉の引用が多くて気になったが、後半になると俄然自分自身の言葉で語られているので感情移入がしやすい。

ともあれ、嫉妬の怖さもそうだが、北条早雲がどうやって出世の階段を登ったかというのは、あまり近世の歴史を掘り下げてナイので知らなかった。

されど、日本であれ、世界であれ、何事かを成すには、とても稀有で大変な力が必要になるが、逆に成し遂げてしまうと、それを継続するには、ある意味凡人の方が上手く行く場合が多い。

他人と比べて、比類なき能力の持ち主というのは、乱れている時には重用されるが、平時にはどうも周りと協調するのは難しかったりするモノ。

特に、『和をもって貴しとなす』という日本では。

『能ある鷹は爪を隠す』だの、『実るほど頭の垂るる稲穂かな』などという言葉が生まれるお国柄。

そういう意味では、世界の中で一番嫉妬深いというコトなのかもしれないが。

会社組織に属していて、優秀ゆえに他人から妬まれたくナイという人と、妬まれても関係ナイと思っている人にこそ読んで欲しいかも‥‥
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Posted by seitaisikoyuri at 21:12│Comments(2)
この記事へのコメント
こんばんは

興味引くタイトルですね、リンク先を見てきたのですが、
「嫉妬の世界史」、と言うタイトルもある様で、更に「嫉妬」に興味が傾いてきました
面白そう!

2冊のタイトルをメモりました
図書館放出本をやっつけた後の宿題です♪


凸凸!
Posted by k-hirata at 2018年02月09日 23:11
k-hirataさん、嫉妬に限らず自分に害になりそうな人の足を引っ張るというのは、洋の東西を問わずなんだろうと思います。

やはり、普通に生きた方が楽そうです。
Posted by koyuri at 2018年02月10日 16:11
 
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