2018年03月12日

戦争の裏側が判る

小説というのは、真実の様な虚構の様な、でも小説だから描ける事実という部分もある。

おそらく、この本はある作家の軌跡というモノでは無く、裏側から見た戦争の記録という方が、相応しいのではないだろうか。


林芙美子という作家の本を読んだコトが、全く無い。

信州にゆかりの作家だというのにである。

ともあれ、好きな作家は読むけれども、中々、一冊目に手が出ないという作家も、結構居る。

そういう意味では、やっと林芙美子を読んでみようかという気分になった。

それでも、本当に読むかどうかは、まだ判らないけれど‥‥

少なくとも、この本に登場する女流作家たちのホトンドを読んでは居ない。

唯一、宇野千代さんのエッセイを何度か読んだだけかも。

そういう意味で、小説家というのは、死んでしまうと読者がガクッと減るというのは、本当のコトかもしれない。

我々が、下手をすると何れ戦争に巻き込まれるかもしれないという時代を生きているのだとするならば、この小説は読んでおくべきだと思う。
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Posted by seitaisikoyuri at 21:55│Comments(4)
この記事へのコメント
こんにちは

戦争が起きるのは、裏にナニカアル、戦中戦後にも思えに出ないものがナニカアル
再び戦争に巻き込まれない様に過去の戦争のナニカを掘り起こす必要があると思います
だから歴史は学ばねば!と思っています

凸凸!
Posted by k-hirata at 2018年03月13日 10:10
k-hirataさん、この本は林芙美子さんに託けて、書かれた桐野さんの戦争に対する意思表明だと思います。

人間、生きていればこそだと思いますね。
Posted by koyuri at 2018年03月13日 16:59
koyuriさん、お久しぶりです。
かなり気温も上がっていよいよ桜の便りも届いて来ましたね。
執筆の方は締め切りまで後1ヶ月を切っているのでかなり焦ってます。
時代背景も考えて書かないといけないので中々進みません(-_-;)。
戦争についてもチラチラ登場します。
Posted by 俊樹 at 2018年03月16日 17:18
俊樹さん、期待しているので頑張って下さいね。

更新されなくても、日々応援には行ってますから。
Posted by koyuri at 2018年03月16日 18:58
 
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