関西学院大学の選手をタックルで傷つけてしまった日大の選手の会見を見て、思い出した言葉が二つ。
どちらも、論語に出てたハズで、かなり昔の高校時代に習った漢文の言葉。
「過ちて改めざる是を過ちという」と、「過ちて改むるに憚ること勿れ」
海馬に入っている記憶は、多少あやふやになっていても、時として甦って来るのに、最近の出来事は中々覚えられないのだけれど‥‥
確かに、日大の選手は過ってしまったけれど、スグに反省して、自分を改めようとしているのに、監督は過っても改める気持ちはサラサラ無い様で、こんな人が日本の教育の上の方の人なのだから、日本という国はと思ってしまう。
だが、それよりもやはり大学のトップと、日本と言う国のトップが、平気で「過ちて改めざる」ばかりか、嘘の上塗りを続けているのだから、もうどうにもナラナイ。
日本という国の劣化極まれりというコトか。
「正々堂々」とか、「誠実」という言葉が大事にされていた時代が懐かしい。
目的のタメなら、手段を選ばずという醜い行為をしている人々の大好きな言葉が「美しい国日本」だなんて、あまりにシュール過ぎて、笑うしかナイ。
日本人として、誇りある人間であるのは、日大の選手の方が数段上。
昔から、日本は「経済一流、政治は二流」と言われて来たが、既に「経済二流、政治は三流」になり下がってしまったのか。
首相官邸の出入りの記録は、廃棄したと言ったり、逆だったり。
そもそも、首相動向などに記されてナイ写真を、幾つもネットにアップしていたのは誰だったのか。
流石に、マダそれすら忘れてしまう程には、ボケてないつもりです。