とは、ブラック・マンデーの時に、ノーベル経済学賞のゲーリー・ベッカー教授が言ったこと言葉だそうです。
こちらの本によると、
正確には、「確かに株価は一日で22%下落した。しかし、国の富の75%は人の中にあり、ほとんど影響を受けていない」と主張したのだとか。
何だか、アベノミクスが成功したと言っているのと、真逆みたいですね。(株価は国が買っているから、その前より高値で推移してはいますが、国民の中で貯蓄がナイ人は増え、手取り収入は減少しているし、GDPすら統計の取り方を変更したから多少上昇している様ですが、前の計算方法なら減少しているというのですから‥‥)
つまり、人を育てる「教育」こそ国の富を生み出すという事なんですが、今は会社も新入社員をしっかり育てる余裕は減ってる感じ。
この本の副タイトルは、「ぼくらの希望の経済学」なんですけど、そんなに希望は見えて来ません。
でも、世の中の経済が理解しやすくなるので、例えシビアであったとしても、読んでおいた方が良いかも。
ともあれ、どんなに計算しても人生というのは、運に左右されるコトもあり、天災に見舞われたり、事故に出くわすコトもあるかもしれません。
それでも、とにかく生きて行くしかありません。
人生は下り坂でも、生きるしかナイというのは、
こちらの本の主張ですが、どんなに生きようとしても、何れ皆死んでしまうのですから、自殺して逃れようとせずに、生きてみるしかありません。
100年を生きられるのは、本当に難しいコトですし、その間には山あり谷ありするのは、当然のコトなんですから。